大学入学


薬剤師になるためには厚生労働省が実施している国家試験というものに合格しなければなりませんが、この国家試験にも受験資格というものが設けられています。
この受験資格は、日本在住ならば日本の六年制の薬学部の課程を修了していること、という旨が書かれています。 つまり、日本で薬剤師になろうとするならば、必然的に大学に行かなければならないのです。

そこで薬学部のある大学を探すのですが、日本には薬学部を持つ大学の数は70以上とかなり多くなっています。 この中から進学する大学を考えるときにはいくつかの指標があります。 例えば、薬学部を出たからといって必ず国家試験の受験資格をもらえるわけではない、ということは必ず覚えておかなければなりません。

大学

2005年度以前は薬学部は四年制課程であり、2006年度より六年制課程というものが導入されたという事を知っている人は多いでしょう。 現在の薬剤師法によれば、国家試験を受けることができるのは六年制の薬学のカリキュラムの修了が必須条件となっています。 つまり、もし間違えて四年制のカリキュラムを組んでいる大学に進学してしまうと国家試験は受けられないということです。

また、大学の薬学部と一口にいっても、そこに属する生徒全員が薬剤師になることを希望しているわけではありません。 薬学を勉強して、研究者として大学院に進学する人も少なからず存在するのです。
そのため、大学によって国家試験に力を注いでいるところと、そうではなく研究者の養成に力を注ぎ国家試験対策をそこまで重点的には行わないというところもあります。 大雑把にいってしまえば、入学志望者獲得のために、私立大学では国家試験の対策を、薬剤師国家試験予備校の教師を呼ぶなどして行っているところが比較的多いです。
反対に、国公立大学では研究者の育成に力を入れているところが、私立大学と比べると多いと言えるでしょう。

このように考えて志望校が決まったとしても、その大学に合格するまでの道のりもまた険しくなっています。国公立ならば偏差値60をきるところはありません。 私立では偏差値だけ見れば低いところもありますが、国家試験の合格率のいいところに行こうとすれば、それに見合う努力が必要でしょう。